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指導の詳細2

ふくしま国語塾で
特に力を入れて指導している
4つの内容を、具体的に紹介します。
指導の詳細2は、その後半です。

ふくしま国語塾で
特に力を入れて指導している
4つの内容を、具体的に紹介します。
指導の詳細2は、その後半です。

低学年児童
にも分かる、
三段論法。

「なぜですか? 理由を説明しなさい」
この問いこそ、ありとあらゆる国語の授業、国語の課題の中で最も多く登場する問いであり、これこそが論理の要であるとも言えます。
その解決のカギは、広く知られた技術「三段論法」にあります。しかしこれ、非常にとっつきにくい印象がありますよね。
でもご安心ください。ふくしま式では、小学校低学年の児童でも理解できるくらいに解きほぐして、この技術を指導しています。
この技術は大きく2つ、「前件肯定パターン」と「後件否定パターン」に分かれます。
◎前件肯定パターン:
 問い)①は②であると言えるのはなぜか。
 答え)①は③であり、③ならば②だから。
◎後件否定パターン:
 問い)①は②でないと言えるのはなぜか。
 答え)②ならば③だが、①は③ではないから。
これらも、前項までと同様、短い文で型を習得させてから、徐々にステップアップさせ、長文読解へと導いていきます。
これらについては、『ふくしま式で最難関突破! 男女御三家・難関校 中学入試国語を読み解く』に最も詳しく説明されています。チェックしてみてください。
なお、前件肯定についてはYouTube[有料動画 無料公開!]国語技能検定®(2)でも触れています。

書くことが、
読むことへの
最短距離。

鉄則12「世の主張という主張は、逆説の構造を持っている」(22の鉄則)。
文学的文章(小説・物語)であれ、説明的文章(説明・評論)であれ、そこには書き手独自の逆説的主張が込められているものです。それを読み解くことができるようになるには、自らが逆説的主張を書けるようになればよい。これが、遠回りに思えて実は最短距離なのです。
何らかの主張を効果的に他者に伝えようとするとき、その表現はほとんどの場合、逆説のかっこうをとります。まず常識と異なる逆説化された結論を提示し、メッセージの受け手を引きつけておいて、そのあとで逆説の根拠を説明するわけです。書店に平積みされている本のタイトルや、テレビ番組のキャッチコピーなどを少し調べるだけで、その多くが逆説的な表現になっていることに気づくでしょう。
授業では、「[ア]は一般には[1]なため[A]。しかし実際には[ア]はむしろ[B]。というのも[2]だからだ」といった逆説型短作文の型を用いて、さまざまなテーマで短作文を書きます。この型は「200字メソッド」の変形バージョンにあたります。
たとえ大学入試小論文であっても、この型によって骨組みを構築できれば、あとは具体例を加えていくだけ。安定的に文章を書くことができるようになります。
YouTube[有料動画 無料公開!]逆説型短作文で具体的に解説しています。必見です。
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