FAQ

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よくある質問

指導者は何名いますか?

いまのところ、福嶋隆史のみです。責任をもってすべての生徒を指導致します。

授業の見学はできますか?

恐れ入りますが一般の方のご見学は受け入れておりません。入塾ご検討中の方は、入塾審査(=体験受講)にお申込ください。/学校の先生方や塾講師の方などについては、状況によっては受け入れることもありますが、基本的にはセミナー等の企画にご参加いただくことになります。/メディアの取材はいつでも歓迎します。

どのような雰囲気の授業でしょうか?

「国語塾概要」のページに、生徒の手書きメッセージが複数、掲載されています。それをごらんになると、雰囲気が伝わってくるでしょう。/当塾では指導者に対する礼儀を重視しており、入退室時や答案添削の前後に「お願いします」「ありがとうございます」などとはっきり言うよう、指導しています。また、机に向かう際の姿勢についても、たとえオンラインであれ厳しく指導しています。「厳しい」とは言っても、淡々と静かに指示するだけです(それが逆に厳格さを生んでいるようです)。/一方で、決まった内容をガチガチに進める授業ではありませんから、漫画やアニメ、映画の話、芸能やスポーツのニュース、あるいは、各種事件や政治動向など社会情勢にまつわる話、はたまた心理学・哲学の話等々、さまざまな話題を例に挙げながら指導を進めますので、どの生徒も興味深げに聞き入る姿が見られます。学校では決して教えてくれないであろう話も遠慮なくします。ふくしま国語塾にタブーはありません。/なお、twitterをごらんになり、この福嶋という人は口が悪いのではないかと思うことがあるかもしれませんが笑、公的な場である授業においては節度ある姿勢で臨んでおりますので、どうぞご安心ください。子どもを呼び捨てにすることも一切なく、必ず「くん・さん」で呼び、小学生が相手であっても大半は丁寧語で話すようにしています。/生徒との間の「物理的距離・心理的距離・能力的距離」こそが「指導」というものを可能にする。当塾ではそう考えています。そのためにも、なれなれしすぎる言葉遣いはしません(させません)。

年度の途中で入塾しても問題ありませんか?

全く問題ありません。通年で、いつでも入塾できます。当塾では特定のカリキュラムをあえて設けないようにしています(「指導の形式」参照)。

宿題はありますか?

宿題は出しません。宿題を期待している方は入塾をご遠慮ください。宿題というものは多くの場合学習成果に結びつかず、むしろ有害ですらあります。「学力は授業の場で身につけさせる」。これは、小学校教師時代からのポリシーです。ただし、「3つの力」「22の鉄則」など基本知識の暗唱および反対語の暗記は必須の家庭学習となります(入塾審査時に助言)。また、到達度の芳しくない生徒には、「問題集の○ページを解いておくように」などと声をかけることがあります。しかし、いつまでにこの分量、といった明確な指示は出しませんので、あくまで自主性に任せます。復習という意味で大切なのは、「思い出す」ことです。授業が終わった後、今日は何を学んだのか、自問自答する。そこで思い出すことができれば、身についているということです。思い出せなければ、身についていないということです。その場合は、すぐ教材を取り出し、思い出す。そして、内容を家族に話す。そういったアウトプットのための小さな努力が、大きな価値を生むのです。宿題などという「形式」が重要なのではありません。

学校及び他塾の課題、あるいは家庭学習について、サポートしていただけますか?

もちろんです。国語学習に関することであれば、なんでもご相談ください。できる限りのサポートを致します。/自主的に解いている問題集の、この問いの意味が分からない。学校のテストの模範解答に納得がいかない。なぜバツになったか分からない。他塾のテストの記述設問でなかなか書けるようにならない。正解率の高い選択式問題でミスしがちだ。自宅で解いた入試過去問の答案にアドバイスしてほしい。大学入試小論文の答案を書いたのでチェックしてほしい。読書感想文や卒業文集の下書きを見てほしい。今度学校でスピーチがあるのだが、アドバイスしてほしい……などなど、あらゆるご相談に応じます(別途費用は要りません)。/ただし、いずれの場合も、ピンポイントでの指導になります(一斉指導であり多くの子がいますので限度があります)。たとえば、最重要の問い1つについてのみアドバイスする、作文の全体構成についてのみアドバイスする、小論文の具体例についてのみアドバイスする、などです(ピンポイントとは言っても、本来の授業での指導内容とリンクさせて指導するため、その分価値は高まります)。/授業前・授業中*の場合は3~5分、授業後ならば5~10分ほど、個別に指導致します(*授業中でも、課題を他の生徒より早く終えている場合などは他塾のテストを個別指導することが可能になります)。/指導に時間がかかる場合(かつ指導の必要があると判断した場合)は、1,2週間お預かりしてからのアドバイスになります。/持参した課題について、さほど指導の必要がないと判断した場合*は、特段の指導はせずに終えることもあります(*当該生徒の能力に比して難しすぎるまたは平易すぎる、問いが不適切である、当該生徒にとっての学習優先度が低い、等)。/当然ですが、他塾や学校の課題に関しては、まずその塾や学校の先生に質問してください。また、これも当然ですが、まず自分自身でじっくり考え、自分なりの答えを出してみてください。そのあとでまだ理解が進まないような場合に、当塾が力添えします。そういったプロセスを経ずに最初から「分からないので教えて」と質問しているケースでは、そういったプロセスを踏むよう指導することになります。/夏休み期間は授業がありませんが、その間であっても契約が継続している限りは、メール等でご質問いただいてかまいません(頻度にもよりますが、極力おこたえします)。

季節講習(春期,夏期,冬期等)を行っていますか?

在籍しない小中高生のために、「単発授業」や短期の「企画授業」を行うことはありますが、季節にこだわったものではありません。/通常の在籍生徒のための季節講習はありません。理由は以下の3つです。1,学校の長期休みの間は、掛け持ちしている他塾の季節講習でスケジュールが埋まってしまう生徒が多い。2,学校の長期休みの間は、部活や習い事、あるいは旅行等によって授業に出席できないケースが多い。3,学校の長期休みの間は、机上の勉強ばかりせず様々な実体験を積む機会として活用してほしい(国語力向上には体験的知識が不可欠なのです。当塾が8月を授業なしとしている理由も、そこにあります)。

大手の進学塾や予備校の指導法との違いは、どこにあるのですか?

大手塾というのは、とにかく「長文を読ませる」「長文を書かせる」ばかりです。4000字の文章を20分で処理させるような総合的な「読み」の問題をいくら与えても、読みの技術は身につきません。試合ばかりやらせて個々の技術の練習をさせなければ、どんなスポーツでも勝てないのと同じです。当塾では、試合よりも練習を重視します。/ 「書き」においても同様です。たとえば大手塾に最近増えている「公立中高一貫校対策コース」では、書き方(書く技術)を教えずにいきなり400字の文章を書かせるなどしている塾がよくみられます。そうやって無理やり書かされた子どもたちの作文を見ると、嘆かわしくなるばかりです。「自分は作文が得意だ」と思っている子でも、知識・技術がない限り、その文章のレベルは五十歩百歩です。当塾における「書き」の指導では、「まず短文」がポリシーです。まずは論理を構成する最小ユニットとしての「2文」にこだわります。2文さえあれば、文と文との関係が生まれます(国語力とはそもそも、関係整理力なのです)。次に「3文」に進みますが、この3文がもう完成形です(参照:ふくしま式200字メソッド)。この3文の関係を意識化することができれば、400字、800字、あるいは2000字ほどの文章であっても、自在に書けるようになります。3文を骨組みとして、肉づけしていけばよいだけですから。ありとあらゆる文章は、この3文が骨組みとなります。/そして実は、「読み」においてもこの骨組みこそが肝心です。読解に出てくるどんな長文も(説明的文章も文学的文章も、詩でさえも)この3文を骨組みとしているからです。この骨組みを意識せずしてどれだけの長文を読もうが書こうが、価値はありません。/要するに、当塾の指導は「量より質」だということです。/もちろん、練習した技術を発揮する場としての「試合」も、周到に準備・実行しています。小中高問わず100字前後の記述(特に1,800字ほどの文章の全文要約)はかなりの頻度で書かせていますし、高校生であれば400~800字ほどで書く小論文も随時扱っています。また、生徒のニーズに応じ1,000~2,000字の入試小論文の指導も随時行っています。さらに、10,000~20,000字程度の短編小説を2ヶ月ほどかけてじっくり読み解くといった授業も展開しています。/しかしそれでも、優先順位としてはまず「質」すなわち「型・技術・方法に基づく短文の読み書き」なのです。

他塾や部活などが忙しいのですが、ついていけるでしょうか?

授業はどの生徒も週1回100分のみですので、他の活動を妨げるほどの時間はかかりません。授業はきっちり定刻に始まり、きっちり定刻に終わります。生徒が質問等で残らない限り、居残り等も全くありません。原則として宿題もありませんから、最小限の時間で学習を継続していくことができます。また、他塾や部活が忙しくなる夏休み(7月下旬~8月末)には授業を休止しますので、その意味でも余裕が生まれます(年末年始も休講)。ご安心ください。

「小学生版」の本が目立ちますが、中高生に対する指導の質はどうなのでしょうか?

心配はまったく要りません。小中高問わず、全てにおいて質の高い授業を行っています。/小学校での指導期間は2001~2005年のみですが、国語塾での指導は2006年以降ずっと続けています。その中で、多数の中高生を指導してきました。ですから、高校入試・大学入試対策も万全です。高校入試問題、大学入学共通テスト、東大・早大・慶大(小論文)の過去問なども、授業で頻繁に扱っています。/これまで、たとえば『国語が子どもをダメにする』では都立高校入試問題やセンター試験に対する詳細な分析・批評文を書いていますし、当サイト「入試分析」のページには、共通テスト・東大・早大等の入試国語に対する詳細分析をUPしていますので、ぜひご確認ください。/大学生、教師・講師、大企業幹部社員のためのセミナーなども幅広く行っています。/著書に大学入試の本がないのは、単に出版業界の都合によるものです(大手予備校が強すぎるので参入が難しい)。が、いずれは出したいと考えています。

理系に進む場合も国語の勉強は必要なのでしょうか?

もちろん必要です。というよりむしろ、理系にこそ国語力が求められると言っても過言ではありません。当塾では論理的思考力すなわち理系の思考力を鍛えることを目的に指導しています。言い方を変えれば、思考力とはそもそもが「理系」なのです。/国語は文系だ、などという表現の裏には、「国語は豊かな感性が求められる」といった、いわば「目に見えないもの信仰」のようなものが感じられます。しかし今や、そういう「曖昧な国語」は過去の遺物です。高校でも学習指導要領が変わり「論理国語」という名称の教科が生まれたことからも、それは明らかでしょう。論理国語。それこそが、今後の国語の主流になっていくのです。/かつて金沢工業大学の学生・先生方やNTT-MEの技術者の方々に講演を行った際にも、まさに国語力こそが理系に求められているのだと、みな口を揃えておっしゃっていました。完全なる「理系」に進んだ先輩方が、国語力を磨いてこなかったことを後悔しているのです。/一方で、昨今の大学の学部というのは、文系も理系も存在しない、文理どちらとも言える学部が大変多くなっています(カタカナを多用した独自性のある学部名の数々を、あなたもきっとご存じのことでしょう)。そう考えたとき、「理系だから云々」「文系だから云々」という主張は、もはや意味をなしません。昨今、あらゆる「学び」は総合化の方向へと進んでいます。その是非はさておき、それは疑う余地のない現実です。/そして今や、ありとあらゆる入試は年々激しく変化しており、前年までずっと出題されなかったような内容が急に出題されるというような現象(あるいはその逆の現象)は、ザラに起こっています。ある年まで受験科目に入っていなかった教科が、突然翌年あたりから受験科目に入ることが宣言されるようなケースも、増えていくでしょう。国語という根本的な教科を、「いま現在、受験科目に入っていないから」などという理由で学びの対象から外してしまうことがいかに危険なことか、ぜひ認識してください。